CD収集の話

久しぶりにCD棚を整理しましたので、それに関する話を。

私の趣味の一つに音楽鑑賞がありますが、実態は「クラシックCD収集」の方が近いかもしれません。何でもダウンロードで購入できる昨今では絶滅危惧種になりつつある趣味ですが、海外のマニアックな音源は販売されないのでCDに頼らざるを得ないのです。

まずは「この作曲家が気に入った。」というところから入ります。そこから同じ作曲家の曲を聴いて、さらに深みへ…となります。

ポップスと違うのは、作曲者が同じでも演奏者が違うという点が挙げられます。最近はカバーという形で別のアーティストが歌う場合もありますが…。

よく聞かれる質問が「演奏者・指揮者が違ったとして、そんなに変わるの?」というものです。これが違うんですねー。

例えば、有名なベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の冒頭。じゃじゃじゃじゃーん!じゃじゃじゃじゃーん!という部分です。ここからして既に違います。

指揮者Aはじゃじゃじゃじゃーんじゃじゃじゃじゃーん!とあっさり駆け抜けるかもしれません。

一方、指揮者Bはじゃぁじゃぁじゃぁじゃぁ~~~ぅん!!じゃぁ~じゃぁ~~じゃぁ~~~じゃ~~~~~うぅん!!!とコッテリ演奏するかもしれません。ここを聴き比べるために100枚以上のCDを持っているようなツワモノも珍しくないそうです。

まぁ、私はマニアではないのでショスタコーヴィチ交響曲第5番のCDが40枚ぐらいが最高かなぁ…。 十分マニアックだろ!なんてツッコミは一切受け付けません。 

さて。指揮者によって演奏が違うと書きましたが、実はこれだけではありません。同じ指揮者でも年代が変わると、心境の変化があったのか、新しい考察が生まれたのか?演奏が変わる事があります。昔から現在まで辿っていくと「本当に同じ人の指揮なのか?」と思える事もあります。

さらに難しいのが、指揮者だけでなくオーケストラが違う事があります。これもあまり理解してもらえないのですが、オーケストラが違うと同じ曲なのに音色が違う事があります。分かりやすいのは金管楽器が大爆発しているとか(笑)。

これで終わりかと思うと、さにあらず!年代が同じ、指揮者が同じ、オーケストラが同じ…演奏日が違う!は?

演奏日が違うとホールが違う事があります。そうすると響きが変わります!うーむ…。だんだん理解していただけなくなってきそうです。

年代が同じ、指揮者が同じ、オーケストラが同じ、演奏日は違うがホールが同じ…でも、人間が演奏するので微妙な違いが出る事があります。大体においては、初日より後日の方が慣れてくるのか名演が出やすいと言われています。疲れてやる気がなくなってきてハズレになる場合もありますが(苦笑)。

なので、この演奏は1日収録、この演奏は3日収録…と分けて販売される事もあります。上手く掌で踊らされているような気がしないでもないですが。

演奏者には迷惑な話ですが「あ、ここで大太鼓がミスってるから1982年版だ。」などと語り継がれる事もあります(笑)。

・曲
・指揮者
・オーケストラ
・演奏日
・ホール

これらの組み合わせが多数ある中から自分にピッタリ来る演奏を探し求める旅。なかなかに骨が折れますが、それだけに良い物を見つけると「やった!」という喜びが大きくなるのです。
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テーマ : 趣味と日記 - ジャンル : 趣味・実用

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