九州旅行2日目(南阿蘇~熊本~夜間撮影?)

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九州旅行2日目の模様です。1日目の天気予報が「降水確率100%」とビックリする値を言っていました。

確率論で100%って「1~6の6面からなるサイコロを振って、1~6いずれかの面が出る可能性は?」って聞いてるって事ですよ?

6面からなるサイコロを振って、1以外が出る確率は5/6。100面からなるサイコロを振って、1以外が出る確率は99/100。一般論に拡張すると、n面からなるサイコロを振って1以外が出る確率P=(1-1/n)×100%。n→∞とした時にP→100%に収束するという事です。

確率論が長くなりましたが、普通は100%と言い切るなんてありえない事です。大体は90%と言っておいて「万が一」に備えるものです。それをあえて100%なんて言うんだから…。

案の定、起床してみると雨雲に覆われていて阿蘇の山々が全く見えない…orz。

当初の予定では同行者を南阿蘇鉄道のトロッコ列車に乗せてあげるつもりだったのですが、乗る乗らない以前に「この暴風雨で列車は運転されるんですか?」レベルな訳でして。高森駅に行って「今日、トロッコ列車は運転されるんですか?」と聞いてしまいました。

すると、案に相違して「運転されますよ。」との事。続けて「空席があります。乗りませんか?」と逆に勧められてしまいました。「あいにく満席ですね。」と断られた事は数知れずですが、窓口の方に勧誘されるなんて初の経験です。

しかし、この天候では乗っても楽しめなさそうなので辞退させて頂きました。次に通潤橋を訪れた際に必ず乗りますので、それまではご容赦を。

高森駅前保存のC11-241
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高森駅前に保存されていたC11-241。ここで見た時には「保存状態が良くないなぁ。」と思ったのですが、3日目にはさらに…。

今回の南阿蘇鉄道、同行者はトロッコ列車に乗ってもらって楽しんでもらう。そして私はもう一方の終点である立野駅に先回りしておいて合流するというつもりでした。

もちろんただ単に先回りするのではなく、南阿蘇鉄道の超有名スポットである「立野橋梁」と「第一白川橋梁」で列車を撮影後に、という但し書き付だったのですが(笑)。

しかも、立野橋梁と第一白川橋梁の両方でトロッコ列車を撮るほど時間に余裕はない。ならばと先に運転されるはずの高森行き普通を立野橋梁で撮影し、次にやってくるトロッコ列車は第一白川橋梁で撮影する事にすればいいじゃんと皮算用。観光ついでの撮影のはずなのに、妙に精緻にプランが組まれているのは気のせいです(ぉ)。

ところがここで早くも第一の躓き。しっかり場所を確認せずに立野橋梁に向かったため、通過予想時間になるまでに立野橋梁を見つけられない大失態。「あれ?行きすぎた?」とウロウロして引き返してきたらあっさり見つかるという情けない事態に。逆向きに来たら見落としようがない位置だったじゃないか!

こうなれば仕方がない、本命だった第一白川橋梁に賭けるしかありません。

しかし第二の躓き。降水確率100%にも関わらず雨は降っていなかったのですが、まさかの雲出現で橋が見えなくなってくる事態に。見えなきゃピント合わせすら出来んぞ(涙)。

結局、満足に設定できないままにトロッコ列車は来てしまい…

第一白川橋梁にて
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これ、曲がりなりにも地方鉄道の始点である駅から次の駅までの間の光景ですよ?始発駅を出ていきなりこの峡谷とか、どれだけ自然が豊かなのかと。

幻想的な雰囲気は出ましたが、さすがにこれではちょっと不完全燃焼です。このままでは引き下がれないので、いつかリベンジに挑戦しなければなりませんね。

そそくさと撤収し、次なる列車を撮影するために現地ロケハン。有名なのは立野~赤水間のスイッチバック付近だと思うのですが、今回は次への移動時間も考えて立野以西で撮影できそうな場所がないかと探しました。

特急「あそぼーい!」(後追い)
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特急「あそぼーい!」。本当は進行方向を撮りたかったのですが良い場所を見つけられず。結局は後追いのみの撮影となりました。後の予定が詰まっていなければ立野~赤水間で再撮影にチャレンジしたと思うのですが、後々の工程も考えて移動開始です。本当に慌ただしく、同行者も呆れていました。

そりゃそうだ、私が逆の立場なら多分キレてるね(汗)。

次なる撮影目的は鹿児島本線を走る1063レ。「日豊本線とは違って、鹿児島本線の方が物流の中心になっているはず。さすがに貨物列車もよりどりみどりだろう。」と思っていたのですが、こちらも熊本までやって来る列車数自体が少ないじゃないか!九州北部はそれなりに走っているようなのですが…。

しかも例によって「ここで撮る。」とは決めておらず、田原坂周辺ならば「熊本にも近く、それなりに自然が豊富で何となるだろう。」と適当に考えており、大急ぎでロケハンです。毎回のお決まりすぎる。

そんな訳で練習電も撮る事なく、いきなり本番を迎える事に。

1063レ(=ED76-1015牽引)
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1063レ(=ED76-1015牽引)。これが初のED76撮影となります。そんな訳でEF81ほど「303号機が撮りたい!」という強い思いはなく「時間通りに、雨が降っていない状態でED76が来てくれたら御の字」と考えていました。今回は無事にその「御の字」を達成できました。

そう。降水確率100%という予報にも関わらず、何と天候は急速に回復傾向に。晴れ間すら見えてくるというとてもラッキーな状態に突入してきました。フィーバータイムか?

寂心さんの大楠
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ラッキーは続く。次なる目的地への移動の途中に「寂心さんの大楠」という大木に出会う事が出来ました。

この大楠、並みの大きさではありません。写真に写っている灯篭や石碑は一般的な大きさです。大きさを誇張するために小さく作られているというオチはありません。「これだけの大木に出会ったのは人生初かもしれない。」そう思えるぐらいの素晴らしい樹でした。

複雑な絡み合い
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樹齢800年とも言われており、その複雑な姿は長い年月を無言のうちに語っているかのようです。

熊本城天守閣
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ここからは純粋な観光。2日目の目的地は熊本城です。

立派な石垣
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熊本城と言えば、普請の名手と言われた加藤清正公による名城です。石垣も立派です。

武者返し
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石垣を伝って登ってくる敵を追い返すための仕掛けも施されています。

大天守閣より
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大天守閣より真下を望む。

これでも小天守閣!
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同じく大天守閣より小天守閣を。この小天守閣ですら、他の城だったら「立派な天守閣」扱いされる出来です。

どこにでも「くまもん」
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熊本と言えば「くまもん」。あっちを見ても「くまもん」、こっちを見ても「くまもん」。大天守閣からの眺めでも「くまもん」。

石垣の壮麗たる事、比類する物なく
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石垣の立派さが分かるように、比較対象として通行客と一緒に撮影。これも遠近法を利用した小手先テクニック写真ではありませんよ。

長塀
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これまた立派な長塀。

やっぱり「くまもん」
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やっぱり「くまもん」。記念撮影をしている方も多かったですね。

2日目の観光は以上で終了。翌日の移動距離軽減に備えて北九州に宿泊する手筈となっておりました。

夕日が沈む玄界灘が美しい宿に宿泊したのですが、先の天気予報に沿うように雲は最後まで無くならず。ま、降水確率100%を覆して、傘を手放せない撮影&観光にならなかっただけでもラッキーでしょう。

2073レ(=EF81-303牽引)
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オマケ?どうも列車撮影が少ないと感じていたので、宿から一番近い駅に夜間撮影に赴きました。

予定表作成時に調べておいたのは列車通過時間のみであり、撮影に適した駅であるかどうかすら調べずに行くという適当さ。そもそも「何番線を通過するのか?」すら分かっていない有様です。

信号をしっかり見て、1番線の通過を確信して待つ。この音は貨物列車だ、通過速度は予想より遅そうだ…。

2073レはEF81重連が組まれているようになっているが、何が入るかの予想は難しいスジです。今まで撮った事がないEF81だったらいいなーと待っていると、妙に渋い機関車がゆっくりと姿を現しました。

303号機だ!

何とビックリ、再びの303号機出現でした。残念ながら単機牽引でしたが、303号機出現のテンションアップを前にしたら影響は微々たるものです。「大丈夫、落ち着け。通過速度はゆっくりだし、夜間練習撮影を行ってきた今の私ならば絶対に撮れる!」と言い聞かせながらカメラを夢中で振りました。

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テーマ : 鉄道写真 - ジャンル : 写真

tag : 南阿蘇鉄道 キハ183 ED76 EF81


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