雪を求めて、北へ(プロローグ~1日目)

前回の北海道&青森遠征】で、すっかり魅せられてしまった管理人。「機会があれば、次は雪の時に行きたい。」と常々思うようになっていました。

しかし、この三連休は年末年始の余波が来るので行けないだろうな…と諦めておりました。

ところが、予想以上に平穏な年末年始 さすが俺(嘘) 皆様の頑張りのおかげです。

これなら三連休に雲隠れしても大丈夫かな…という事で

・火曜日に行き・帰りの飛行機、「はまなす」札幌⇒青森の乗車券を購入
・水曜日に靴、ベンチコート、手袋、ネックウォーマーを購入
・木曜日にレンタカーの予約
・金曜日に宿の予約

と思い付きのように行動し、金曜日の仕事が終わると同時に機上の人になったのでした。

いつもならば最低限の予定表を作るのですが、今回はそれすらナシ!ある程度の通過時間を頭に叩き込んでの移動となりました。人間、気合があれば何でもできる!…かもしれません。



新千歳空港は-10℃という素敵なアナウンスと共に、冬の北海道に初上陸です。当然ながらマイナス二桁の状況なんて初体験です。

身構えて降りた所…。

「あれ?そんなに寒くないやん。」

意外と寒いと感じずに肩透かしを食らう事に。 「最近出てきたお腹周りさんありがとう!」 「ベンチコートさんありがとう!」という所でしょうか。

前回と同じく新千歳空港でレンタカーを借り、マルヨ行程で遠軽まで移動します。爆弾低気圧が近づいているとの事だったので大丈夫かな…と心配していましたし、「北海道の道はガチでヤバい。」とはよく聞いていたので、慎重に慎重に運転する。旭川までは問題ありませんでした。

旭川までは…。

旭川付近で「吹雪の為に通行止」となった辺りから、言葉通りに雲行きが怪しくなってくる。普通の道だと轍にハンドルが取られたりして「ひぃー!」と心の中で叫びながらの運転です。

層雲峡を越えた辺りから再び自動車道に乗れたのですが、対向車が来たら雪が舞って視界が相当に悪くなるし、トラックなんかに追い越しを掛けられた日には延々と真っ白な世界が続く有様。地元の方は慣れているんだと思いますが、こちらは素人なので半泣きです。

-15℃キター!
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最も低温の世界を体験した記念写真です。

結局、遠軽には4時頃に到着。最初の狙いまで後3時間程なので、暖房をガンガンに点けてコンビニで一眠りとなりました…Zzz…。



わずかながらの睡眠の後、最初の狙いを撮る場所をロケハンです。一応は撮影ガイドも持ってきたのですが、紹介されている場所の近くに来たはずなのに、どうも分からない。こんな所に柱は立っていないようなのですが…。

しばらく右往左往して気付く。除雪されていないから、線路に近づけないって事か!踏切付近から撮影とあるから「車も通れる踏切付近」と勝手に思っておりましたが、どうやら除雪されていない第四種踏切付近での撮影という事らしいです。

ま、最初は運転さている事を確認できればいいやというノリでしたし(そもそも、日の出とほぼ同時刻通過だし)、幸いな事に(?)「逆光も何もないので、西側から撮る事が出来るじゃないか。」と思い直す。

適当に見つけた場所でしばし待つ。これで後ろまでちゃんと入るはずだ…。

8071レ(=DD51-1089+DD51-1165プッシュプル)
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最初の狙い、石北貨物8071レ(=DD51-1089+DD51-1165プッシュプル)。先頭と最後尾にDD51が連結された形態、いわゆる「プッシュプル」で運転される珍しい列車です。

って、解説を入れないと後補機が連結されている事が分かりませんね(苦笑)。

まぁ、これで運転されている事は分かりました。大雪で運休とかなったらシャレにならんので、まずは一安心です。次はもう少し日も昇ってきてからの本命二回目の撮影!

…を投稿したかったのですが、まさかの後補機を切らすという大失態…orz。あえなくボツですが、これは本気で悲しい。かなりのダメージを食らいました。

明日に賭けよう…と思い直し、ロケハン再開です。慌てなくても次のオホーツク1号までは2時間以上あるのですから…。

本当は有名な146キロポストに行きたかったのですが、噂通りに途中までしか除雪されておらず「これでは、歩いたらどれだけかかるか分からんな。」と断念。一発狙いならば早朝から行動するのもアリですが、遠方に来たという事もあって撮影カットを増やす方針を貫く事にしました。

146キロポスト付近はdoc○moは電波が全く入らなかったから、何かあったらSOSを呼べないというのもありましたが…。

結局、146キロポストに行く途中で引き返してオホーツク1号を待つ事にしました。

オホーツク1号
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折角のスラントノーズなのに、後ろが見えないですね。編成が収まっているのかどうかも怪しいですが。

ここまで撮影して、一旦は石北本線から離れます。次の二つの撮影目標を狙って旭川付近まで戻る事に。

…二つの撮影目標のうち、一つ目は見事に失敗(死)。時間がギリギリになった上に、またしても除雪されていないという壁が立ちふさがって撮影地に到達できず…(涙)。

とにかく雪が凄くて「絶好のロケーション」例えば146キロポスト等は近づけないリスクが非常に高い事を身をもって体験しました。こりゃ、ヘタレな私ではお手軽撮影地しか無理ですね…。

折角旭川まで戻って来たのに、残るもう一つの狙いまで撮れなければ「何のために事故で自動車道が封鎖された所を戻って来たのか?」分かりません。気持ちを入れ替えて再移動です。

今度は現地の方が先に来られていて、撮影場所まで雪を掻き分けて道を作っておられました。許可を頂いて道を使わせて頂き、無事に撮影場所に辿りつける。後は自分の腕次第…。

雪551レ(=DE15-1524)
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雪551レ(=DE15-1524)。そう、これが旭川まで戻って来た理由です。関西ではほとんどお目にかかれないラッセル列車です。

石北本線は単線にも関わらず複線用の物が使われます。なので進行方向左側に雪を跳ね飛ばす事になります。

雪を跳ね飛ばしながらだからゆっくりなんだろうと思ったら、意外と速いスピードで駆け抜けていきました。ラッセル列車にとって、この程度ならば朝飯前なのでしょう。

地味に鉄道輸送を支える裏方列車を撮影できて満足も、今度は吹雪で自動車道が通行止になっているので地道を延々と遠軽に戻る事に。旭川~丸瀬布間をまともに自動車道で駆け抜ける事は出来るのだろうか?

本当に寒そう…
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遠軽駅にてバルブ撮影。本当に寒そうです。

ここで関西から来られた方とバッタリお会いする。とても物腰の柔らかい親切な方で、宿泊施設も同じ!同好の士という事もあってすぐに意気投合。楽しく石北貨物を待つ事が出来ました。

8074レ(=DD51-1165+DD51-1089プッシュプル)
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8074レ(=DD51-1165+DD51-1089プッシュプル)。どうも吹雪でダイヤが乱れており、先のオホーツクも遅れていました。8074レも若干定刻より遅れて入線した為、ピント合わせしてとりあえず一枚撮って、さぁ設定を変えてもう一枚…と思ったら、既に動き出していました(汗)。

まぁ、とりあえず撮れただけ良しです、ホント。

最初は下白滝駅で停車するという情報を元にそちらで狙おうかとも思ったのですが、本当に真っ暗で難易度が高すぎっぽいので諦めました。結果的には素晴らしい出会いもあって、遠軽を選んで大正解!

オホーツク
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一人ではなかったのでオホーツクまで粘ってみました。本当に寒そうです。

宿に到着してからも夕食を共にし、色々と喋っているうちに日付が変わる頃となったのでした…Zzz…。

2日目に続く→
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テーマ : 鉄道写真 - ジャンル : 写真

tag : DD51 キハ183 DE15 キハ40


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