紅葉を見たくなって、北へ(1)一日目

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久しぶりの飛行機である。実は管理人は大の飛行機嫌いなのです。日本海が残っていれば、絶対にそちらに乗っていたのに…。

トワイライト~に乗らなかった理由は、エピローグにて告白済です。

21時35分、仕事帰りの服装のまま新千歳空港に降り立つ。初の北海道!

…なのですが、空港という都会的な場所だからか「北海道の大自然を感じる」という事もなく、ようやく着いたという安心感。気温計を見ると12℃。思っていたよりは寒くなくて一安心。

レンタカーショップが23時まで開いており便利と感心していたのですが、全ての店が閉まっていてガラーンとしている。本当にレンタカーが借りられるのか?と心配になりましたが、置いてある一本の電話に「到着したら電話して下さい。お迎えに上がります。」の一文が。

他のグループと3組、10分程でレンタカーショップへ。希望していた車は借りられませんでしたが、五日間移動を共にする相棒に対して文句は言えませんね。

ナビの使い方を聞いて、早速目的地を設定。

「どこまで行くんですか?(どうせ札幌ぐらいまででしょ?)」
「遠軽です(キリッ)。」
「え、遠軽ですか…(若干引き気味)。」

というやり取りをしつつ、真夜中の北海道を走り始めたのでした。高速横に設置されている気温計は、12℃→10℃→9℃→8℃→6℃…と順調に下がり続け、霧は出てくる。対向車もほとんど来ない。遠くに来たもんだと実感しながらの、たった一人のドライブです。



ひたすら走り続けて、旭川も上川も通過。白滝まで来ました。

この辺りが撮影地か、と思いつつ走っているのですが、とにかく街灯もなくて真っ暗!周りが紅葉しているのか否か、さっぱり分からん。夜が明けてからのお楽しみという感じです。

そんなドライブ中、偶然見つけた上白滝駅。

上白滝駅
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何かこの駅名、聞き覚えがあるんだけどなぁ…と思いつつ、意外と綺麗に整備されている駅舎に入ってみると…。

初電は終電
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思い出した!これが「ホントの初電が終電」で有名な駅でした。電車じゃなくてディーゼルカーですが、そのような細かい事はどうでもよろしい。

そうかぁ、ここがあの伝説の駅かぁ…と一人感動する。一日一本しか停まらないのに、夜もちゃんと明かりがついているのが凄いと言いますか、何と言いますか。

話のネタにはなりそうですが、さすがにこの駅を鉄道で訪問する勇気はありません。折り畳み自転車を持ってこないと駄目ですね。

上白滝駅を後にして、結局は丸瀬布まで来ました。道の駅を偶然見つけ、これ幸いとばかりに駐車させてもらって車内で短い睡眠を取る事に。周りには同業者と思しき車が数台ありました。

お休みなさい…Zzz…。



3時間程の睡眠の後、5時に起きだして行動開始。まずはロケハンです(ぇ)。

一応何個かの候補地は挙げておいたのですが、まずは一番近い所に行ってみると…既に先客がおられるではないか!さすが石北貨物、気合の入ったガチの皆様が多数おられるようです。私のようなヘッポコが居ても良いのだろうか、と不安になる。

とにかく霧が凄いのだが、遠くに晴れ間も見えてきて「後少し!後少し!晴れてくれー!」と皆で祈ったのですが…。

8071レ(DD51-1089+DD51-1165(プッシュプル))
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最初の石北貨物とは、見事に霧の中での邂逅。まぁ、これはこれで思い出になる…のかな。

まずは石北貨物が無事に運転されている事に安堵。そそくさと撤収し、今回の遠征で一番行きたかったポイント「146キロポスト」を目指します。

ナビにも道が掲載されておらず「このダートでいいのか?」という道をひた走る。レンタカーなのに、いきなりムチャクチャな扱いをしています。ニッポ○レンタカーさん、ごめんなさい。

この道で大丈夫と確信したのは、後ろに車がぞろぞろと付いてきてくれたからです(笑)。

オホーツク2号(後追い)
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いざ146キロポストに到着して、いきなりやってきた「オホーツク2号」を後追い撮影。石北貨物しか意識していなくて、完全に忘れていました。

それにしても、さすがに有名撮影地だけあります。ぞくぞくと人が集まってきて、これならば熊の心配もいらない?

私はといえば「紅葉を入れようか?」「どこでシャッターを切ろうか?」と、優柔不断で散々迷う事に。迷っている間にあっという間に通過時間になってしまいました。

8071レ(DD51-1165+DD51-1089(プッシュプル))
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遠軽で方向転換した為、先程の本務機が最後尾に、最後尾の機関車が本務機となっています。プッシュプルの利点がいかんなく発揮されています。一列車を二度撮影できて、二度美味しい!

それにしても素晴らしい撮影地でした!ちょっと今年は紅葉が遅いらしいのですが、初訪問である私が感激するには十分な光景がそこには広がっておりました。



石北貨物を無事に撮影し、次は釧路湿原に向かう事に。雄大な自然と、くしろ湿原ノロッコ号が狙いです。

ひまわり畑
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途中で、広大なひまわり畑を見つけたり。

牧場にて
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牧場で牛がノンビリ過ごしていたり。

シラルトロ沼
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宮脇俊三「殺意の風景」の舞台(の一つ)となったシラルトロ沼に立ち寄ったり。

キタキツネ!
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ダートを走っていたら、キタキツネと遭遇したり。

釧路湿原
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釧路湿原の雄大さに圧倒されたり。北海道の自然を満喫しております。

それにしても、素晴らしい天気!ここまで雲一つない快晴になるとは予想外でした。前日は「台風で飛行機が飛ぶのか?」を心配していたというのに。やはり普段の行いが良いからですね(黙れ)。

晴れ渡った空!
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くしろ湿原ノロッコ号のロケハン中に撮影。風景的には申し分ないのですが、やはり1枚はヘッドマークをしっかり撮りたいよなぁ、と別の場所を探す事に。意外と順光になる場所はないなぁ、とウロウロと探しまわる羽目に。

森の中に小さい踏切を発見。木洩れ日が射しているので「ヘッドマークだけ輝かせる事が出来ないか?」と企んでみる。結果は…。

9334レくしろ湿原ノロッコ4号(DE10-1660牽引)
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案の定、失敗しました…orz。

次の返しまで時間があるので、ご一緒させて頂いた方に「釧路湿原と絡めて撮影できる場所はありませんか?」と伺ってみた所「展望台から撮る事が出来るよ。」と教えて頂く。ちょっと歩くんだけれど、と言われましたが、今日のような天気の良い日ならば「散歩がてらに向かってみるのも良さそう。」と、深く考えずに決定です。

駐車場に車を停めて、いざ歩き始めたら…。

出ないで下さいお願いします
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お約束デター!しかも9月27日って…つい先日の事じゃないか。私、熊鈴持ってないんですけれど…。

若干の不安を抱えつつ、機材を担いで歩く事30分。

9333レくしろ湿原ノロッコ3号(DE10-1660推進運転)
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釧路湿原の雄大さに圧倒されて「うわぁ…。」と感嘆し、次に「暑いー。」と涼んていたら、あっと言う間に返しの通過時間。「え?ウソ?」と慌てて撮影する羽目に(アホ)。

釧路湿原の雄大さを強調したいあまり、「ノロッコ号を探せ!」状態になってしまいました。まぁ、これも後々に思い出になる…はずです。

ちなみに、展望台までの往復の間に誰一人とも会いませんでした。熊とも会わなかったのは幸いでしたけれど。

釧路湿原の自然に大満足し、再び遠軽に取って返します。

遠軽駅にて
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遠軽駅に停まっていたキハ40をバルブ撮影。生涯で4枚目のバルブ撮影ですが、じわーっと画像が浮かび上がってくる感じが面白いですね。ちょっとハマりそうです。

余談になりますが、人生5枚目のバルブ撮影(=石北貨物)は、諸事情により見事に失敗しました(涙)。



「遠軽でも、その日に宿を取れるだろう。」と適当に考えていたら、見事に満室でアウト。どうすっべかな…と思いながら、結局は二日続けてのホテル「道の駅丸瀬布」と相成りました(汗)。

明日も朝から撮影なので、早目の就寝です…お休みなさい…Zzz…。

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テーマ : 鉄道写真 - ジャンル : 写真

tag : DD51 キハ183 キハ54 DE10 キハ40


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